劇的にラクになる不用品とゴミ処分

人形や鯉のぼり、着物など捨て方に困るものの処分方法とは?

もう使わないものの、どのように捨てれば良いのかと対応に困ってしまい、家にしまい込んでいる品はあるものでしょう。
人形や鯉のぼり、着物などは、その代表的なものかもしれません。これらの捨て方は、地域や自治体によって異なります。

人形の捨て方人形を捨てる場合、最も簡単な方法は家庭ゴミとして出すことです。
ただし、使われている素材によって処分方法が異なることもあるため、事前に地域のゴミ処理ルールを確認しておく必要があります。
また、リサイクルショップに売却することもできますが、買い取り可能な人形は五月人形やひな人形などに限られます。事前に見積もりを取り、適切な方法を選びましょう。

なお、思い入れのある人形を捨てたり売ったりするのに抵抗がある場合は、お寺や神社での供養も選択肢のひとつです。
「人形には魂が宿る」とも言われていますが、この方法では「人形供養」をしてからお焚き上げしてもらえます。
ただし、人形供養を行っているお寺や神社は限られているため、事前に調査しておくことが重要です。


鯉のぼりの捨て方鯉のぼりは端午の節句の縁起物なので供養が必要と思われがちですが、供養する必要はありません。
五月人形と異なり、鯉のぼりには子どもの厄払いという役割がないため、そのまま家庭ゴミとして処分することが一般的です。
ただし、鯉のぼりに付いている金属などのパーツは取り外して別々に処分することが大切で、ポールやワイヤーなどの付属品についても、地域や自治体のゴミ処理ルールに従って適切に処分しましょう。


着物の捨て方着物は、地域や自治体のルールに従って可燃や粗大ゴミとして処分できます。
しかし、高価なものでもあり、状態によっては買い取ってもらえることもあるため、処分する前に買い取り専門店やリサイクルショップに相談してみることをおすすめします。その場合は着物だけではなく、着物の入っていた箱や証紙なども合わせて査定してもらうと高額買い取りになる可能性があります。
また、査定のポイントは店舗によって異なるため、1店舗だけではなく複数店舗に査定してもらうとよいでしょう。買い取ってもらえなかった場合は、友人や知人に譲ることも考慮してみてはいかがでしょうか。

その他、どのように処分したら良いのか分からないもの、捨て方に困るゴミについては、不用品回収業者に依頼してまとめて回収・処分してもらうという方法もあります。
不用品回収業者であれば、ゴミの分別や分解を依頼人自ら行う必要がなく、そのまま回収してくれるため、手軽に不要な品を処分できます。